- 17日、リチウムイオンバッテリ用の固体電解質を開発したと発表があった。
- 開発したのは、米マサチューセッツ工科大とSamsungの研究者グループ。
- 発火の危険性を回避し、充放電の寿命も従来の1000倍となり事実上半永久的に使えるという。
燃えないバッテリを実現する固体電解質、MIT、Samsungらが初めて開発 〜容量も増え、半永久的に使用可能 - PC Watch米マサチューセッツ工科大学(MIT)および韓国Samsungなどの研究者で構成されたグループは17日(米国時間)、リチウムイオンバッテリ用の固体電解質を開発したと発表した。
従来のリチウムイオンバッテリでは、電解質に液体の有機溶媒を用いている。リチウムイオンバッテリは、エネルギー密度が高いため、モバイル機器に有用だが、有機溶媒は、高温になり、発火する危険性も併せ持っている。そのため、代替策として、発火の危険性がない固体の電解質に関する研究が進められているが、バッテリとして使うのに十分な速さでリチウムイオンを伝導する素材が見つかっていなかった。
今回MIT、Samsungらは、リチウム、ゲルマニウム、リン、硫黄の化合物である超イオンリチウムイオン導電体が、バッテリの電解質として有効な特性を持つことを見いだした。
これを使うことで、発火の危険性を回避できるだけでなく、充放電の寿命についても従来のものより数千倍伸ばせ、事実上半永久的に使えるバッテリが実現できる。さらに、この電解質は、同容積の有機溶媒よりも電力密度を2~3割増やすことができ、有機溶媒では性能が落ちてしまう-30℃の環境でも、性能劣化がないという特性も併せ持つという。
サムスン電子サムスン電子(サムスンでんし、삼성전자、三星電子、Samsung Electronics Co., Ltd.)は、大韓民国の企業であり、韓国国内最大の総合家電・電子部品・電子製品メーカーで、サムスングループの中核企業である。
種類 株式会社 本社所在地 大韓民国京畿道水原市霊通区三星(サムスン)路129 設立 1969年 業種 電気機器 代表者 イ・ゴンヒ(会長)
イ・ジェヨン(副会長)
チェ・ジソン(副会長兼未来戦略室長)
グォン・オヒョン(代表取締役副会長)
Twitterでの反応
超イオンリチウムイオン導電体!
いいことずくめだけど、価格5倍とかにはならないだろうな…
商品化に期待かな。長寿命ならAEDとかの電池にいいかもね。
それほしかったよね(*゚▽゚)
普通に燃えると拙そうな材料ではあるけど、メモリ効果がないだけでも朗報だわ
これすげーニュースじゃん
よくわかんないけど、いいもののようだな
こりゃすげーや!。実用化はよ
ヘタらないバッテリー早く
技術として素晴らしいが、日本勢も頑張ってくれないとコレ厳しいぞ。
これ実用化したら結構すごいなぁ。危険だから避けてた場所とかもあるし。
こいつはすげぇ!と思ったけど、いつもの韓国の空想詐欺ですね。
いいことしか書かれてない。問題はないの?
おお、記事が本当なら弱点が全くないな。しいて言えば価格。材料費は安そうだけど、製造費はどうだろう。
1001:オススメ記事@\(^o^)/:2015/08/18 22:00:00 ID:nstimes

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